スペインの岸から岸へ...マドリードのフォークロア・バレエ
スペインの国土には約4千キロメートル以上の海岸線があり、2つの海(地中海、カンタブリア海)と一つの大洋(大西洋)とが面しています。それらの海水はまるで今日に至るまでの文化をその波がもたらしてきたかのように、そして海岸はそれらを人々の生活の感性として吸収してきたかのようです。
地中海ではそのクウォリティと伝統的な文化で、滑らかでメロディックなリズムを持っています。それらはスタイルと象徴主義に満ちています。
この“海岸に沿っていく”作品は、まずその地中海からスタートします。カタルーニャからバレアレス諸島を通ってバレンシアへ、わたしたちはこの心地よい波が、まるでわたしたちを“音符”と“パソ”の温和な海の中で浮かばせ、規則正しいリズムのダンスで揺り動かしているかのように感じます。
そして大西洋に近づくにあたって、リズムはアンダルシアのコーストに沿って“アクセントの強い音符へ”とかわっていきます。この地中海の拍子は大洋の“喧騒”と“喜び”や“歓喜”などの感情と複雑に絡み合い、色彩豊かで活気ある様相を形成していきます。




