Fandango de Huelva(ファンダンゴ・デ・ウエルバ)は3拍子のメトリック(韻律)のグループに属しています。
ファンダンゴは南の地域でのフォークロアとして最も根付いたカンテの一つです。これらのスタイルの中で最も広まり認知度を増したのはLucena (ルセナ) とHuelva(ウエルバ)。これらのスタイルはとても自由で爛漫です。ファンダンゴはすなわち8音節の韻文かフレーズを4つもしくは5つの構造を持っています。
しかしそれらは厳格ではなく、個人のオリジナルでアレンジや変化が可能です。
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Fandango malagueño(ファンダンゴ・マラゲニョ) は3つのメトリック(韻律)構成カンテのグループに属します。マラガではVerdiales(ベルディアレス)と呼ばれます。アルメリアではFandanguillo(ファンダンギージョ)と呼ばれ、ラ・アルプハラでは、ポピュラーなバイレ“Trovo(トゥロボ)” を生みました。
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Fandango(ファンダンゴ)はバイレのカンテに属します。
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ファンダンゴス・デ・ウエルバはアンダルシアソンググループに属し、ファンダンゴス分派、ダンスソングに分類、また3部構成メトリックグループに属しています。
ファンダンゴスは南部の地域音楽の最も大衆化したソングの内の一つです。このスタイルの中で最も存在感があり意義あるものはルセナのとウエルバのものです。
今日ではこれらの歌のスタイルはそのメロディはオリジナルでクラシックファンダンゴの構造を持ち続けながら無邪気さ、意地悪さなどを含んだものとなっています。 -
ファンダンゴス・グランデスは上記のファンダンゴスと同じくアンダルシアン・フォークソング派、ファンダンゴス派に属しています。また踊りで使用される曲です。
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ファンダンゴス。こちらのフォークソングはアンダルシアン・フォークソングの派に、またファンダンゴス派に属しており、その曲想はとりわけ踊り用です。ファンダンゴスはわたしたちが踊りの際に使用する伝統的な曲で、カップルのダンスやはブライダルの場面で使用されます。“jota(ホタ)”に関連付けて3拍子、8音節ラインでカスタネットで拍子をマークし演奏します。
19世紀初頭、フラメンコはアンダルシアのファンダンゴスに影響を受けて考案され、これが“フラメンコスタイルのファンダンゴス”が誕生した経路です。
今日ではファンダンゴスの存在意義は非常に大きく、わたしたちはファンダンゴスをフラメンコの抜本的“パロ”の一つとみなしています。
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Farruca(ファルッカ)はタンゴス派に属し、2拍子のメトリック(韻律)で構成されています。
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Farrucas(ファルッカス)はフォークロア分派のタンゴス派に属し、2拍子のメトリック(韻律)を持っています。