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小松原庸子 日本公演: "フラメンコは今ではわたしたち日本人の芸術"

1 コメント

Yoko Komatsubara irá de gira con su nuevo espectáculo, "Pasión del flamenco", por 16 ciudades japonesas en colaboración con el Instituto Andaluz del Flamenco.
Yoko Komatsubara

小松原庸子はこれまでに数々の大舞台を踏んできた世界的なバイラオラ、舞踏家、振付師であり、また同時に日本で、自身のアカデミーのみならずその他多くのスクールで広く後進の指導を行いながらフラメンコ文化の発展に尽力しています。
日本が生んだ、フラメンコのこの偉大なパイオニアアーティストは、今回、自身の最新のスペクタクル“Pasión del flamenco”を引提げて日本の16都市を公演する大きなツアーを予定しています。ツアーはアンダルシア・フラメンコ学院とコラボレートして行われるかなり大掛かりなものとなります。
「今ではフラメンコはこの日本において“日本の芸術”になりつつあります」と小松原庸子は言います。

東京に本部を置き、全国に12ある自身のアカデミーでは200人以上の生徒が小松原庸子の下で学んでいます。Currillo de Bormujos とコラボレートしながら小松原庸子は今回のスペクタクル“Pasión del flamenco”の振付、指揮を行いました。ツアーは9月20日~10月14日で行われます。

小松原は常日ごろから言っています。「わたしの夢はフラメンコが世界中で広く知られ愛され、この日本でもまたより一層の発展を続けていくことです。」
この夢の実現に向けて、毎年コンクールを主催し全国からフラメンコ生を募集し、優秀者らをセビリヤのアカデミーに留学させています。この運動は異文化の交流実現を目標に活動する財団法人民主音楽協会(民音)と共同で行われこれまでにも大きな成果をあげてきました。

 

Yoko Komatsubara, veterana bailaora, coreógrafa y directora de escuelas y tablaos flamencos en Japón
今回のスペクタクルショーの構成は先ずファンダンゴス、ロンデニャス、マラゲニャスで始まり、Manuel de Falla  の "La danza del fuego" のソレアスへと続き、アレグリアス、セギディジャス、クライマックスにはアーティスト小松原庸子本人がパフォーマンスします。ツアーではショーとは別にオリジナルな企画も用意され、振付師 小松原庸子がカンタオールを従えて各パロを来場者に説明します。この小教室企画は、かつて南北アメリカや中国や韓国でのツアーでも行われ、好評だったことを受けて今回も企画されました。
スペクタクルショー"Pasión del flamenco" は12人の日本人“バイラオラス(全て女性)”で構成されます。そのため以下のスペイン人男性アーティストら;バイラオレス Juan Ogalla, Andoitz Rubial, Antonio Buendía やカンタオレス David Palomar, Miguel de Badajoz, ギタリスト Juan Carlos Berlanga らがアンダルシア学院から参加します。小松原庸子はこのスペクタクルショーで日本人の男性フラメンコアーティストを起用することを望んでいましたが、その実現は難しいものでした。200人以上の生徒がいながら、その内分けの実情は男性生徒はわずかに2人しかおらず、まだスペクタクルでパフォーマンスするには準備が足りないと判断されました。
Juan Carlos Berlanga は本日、Juan Ogalla と一緒に日本人アーティストに同行した後、以下のコメントを残しています。「今回のスペクタクルショーで使用する日本の劇場はわたしたちが普段スペインで使用する劇場よりも素晴らしい。そして小松原監督はご自身に大きな構想があるにもかかわらず、いつもわたしたち舞台アーティストらに一切を裁量を与えてくれます。」
Berlanga は日本で公演を始めてもう20年になり、Ogalla もすでに日本での経験がありますが、「劇場に来てくれる日本のフラメンコ愛好家の方たちは玄人でフラメンコをよく知っています。」とコメントしています。小松原庸子は言います「“感じる”というセンスは日本人もスペイン人も等しく持っています。しかしながらその“表現”にはかなりの違いがあります。スペイン人は怒りたいときに怒り、泣きたいときに泣き、その喜怒哀楽を自分が表現したい時にやりたいようにやります。しかし少し前までの日本ではその伝統的な教育から、それらを全て我慢して内に閉じ込めなくてはいけないというとても保守的な教育でした」。

(記事: ideal.es 9月12日) 

コメント

  • Antonio

    A Yoko Komatsubara le pasa como a muchos de nosotros ''sin el flamenco no puedo vivir''

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