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国立フラメンコセンター

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Alcazar de Jerez

その重要性や高い理想ゆえに“骨の折れる”や“困難”といった言葉以上のものになりました。その設立に向けてお役所制度やその複雑さゆえに完成に至るまで最終的に9つのそれぞれプロセスがありました。これは“フラメンコの町”ヘレスの国立フラメンコセンターの話です。

カディスの町に、そしてアンダルシア全体に寄与するシンボル的なプロジェクトでアンダルシアの文化以上のフラメンコの普及プロジェクトです。

国立フラメンコセンターはヘレスのセンターに内設されることになります。これにより町の大きな歴史が再び活性化されることでしょう。


初めてプレゼンされて以来現在までに数年が経ちました。最終的には最初の成果につながりました。数ヶ月後には複数の建物のうち最初の建物の内装が完成し公開準備が整う事になります。
La Nave del Aceite に関しては2階層になっていて、下の階はビジターのレセプション、プレゼントやお土産のショップ、これらは全て構内のプロモーションに関連しています。上の階はオフィスや運営に関する部屋用の階となっています。


このグローバルプロジェクトは 2013 年の完成を目指して予定が進められています。国際フラメンコの年を祝うのに合わせて予定されています。La Nave del Aceite はヘレスを訪れるフラメンコファンを第一に意識して変換するよう試みが行われています。構内にはまた建物のミニモデルがおかれていて、訪れる人が近い将来にこの一画がどのように変貌していくのか非常に興味を引くようになっています。

センターの設備にはベーシックとなる4つの要素を包括するよう試みが行われています:フラメンコアートの普及、フォームつくり、フラメンコの調査研究の促進とそのドキュメント制作・提供。
このプロジェクトをすすめていくにあたってカルチャーを全体もれなくとらえていくべく国立フラメンコ講堂を利用します。ここはフラメンコアートの高等教育機関のようなところで、調査研究・ドキュメント制作の機関、またフラメンコミュージアムの機能も兼ねています。

国立フラメンコセンターは二つの目標をもってその完成に向かっています。
一つはヘレスの歴史的施設の再生・その活性化です。la Plaza de Belénに位置する異なる複数の建物に設置されます。この地域は中世の建造物群とアンダルシアの旧市街とが混在した地区です。
そして二つ目はフラメンコの伝統を豊かにすること、そしてこの町のアイデンティティのデモンストレーション、またこの街の2つの、フラメンコが最も根付いた地区 el de Santiago と el de San Miguel の物理的な状況で便宜性を向上させること。

このアートの根付きとヘレス市にとってのその重要性は、ヘレスの生んだ多くのアーティストを反映し、また Federico García Lorca の文学作品の詩も反映されています。それは彼の詩に表現されているようです:

"¡Oh ciudad de los gitanos!

¿Quién te vió y no te recuerda?

Ciudad de dolor y almizcle,

con las torres de canela.

Agua y sombra, sombra y agua

por Jerez de la Frontera".


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