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ヘレスフェスティバル2日目 : La Truco & María José Franco

第14回ヘレスフェスティバルの第二夜はla Sala Compañíaにてマドリードの偉大なバイラールをもって今年始まったセッション“Nombre Propio”で催されます。La Truco やカンタオール José Trucoの娘が“Pa mis adentros”をパフォーマンスします。マドリードのタブラオCasa Patasで収録された踊と「フラメンコバイレで内側から感じるものは何か」というアーティストの言葉に表されるようなパフォーマンスが披露されます。La Trucoは経験豊富な技巧派アーティストでありながら、今でも優雅さと若々しい快活さをもって颯爽と活動を続けます。

 

その夜の大きな目玉となったのはLa Trucoによってゲスト出演となったヘレス出身のアーティストSara Saladoでした。彼女は自身のブレリアスのソロで会場を沸かせました。その声は力強くクリアで素晴らしい抑揚を持っていました。そのパフォーマンスは鑑賞していた人にカンテの若いアーティストとして将来を期待させるのに十分な印象を与えました。

昨年のヘレスフェスティバルにも参加しましたが、第14回のフェスティバルではとりわけヘレス出身のMaría José Francoが作品“Al compas del viento”のパフォーマンスにより自身の新しい境地を切り開くきっかけを与えたものになったように思います(会場はVillamarta劇場)。

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