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Sara Baras, ‘エッセンシャル’ ジプシー アート

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La bailaora Sara Baras sobre las tablas
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バイラオーラ Sara Baras 10年以上に渡るキャリアで多くのタブラで上演をし成功をおさめてきました。
彼女のバイレは抜本的、エレガント、コンプリートなもので、これまでに Premio Nacional de Danza や Premio Max de las Artes Escénicas など多くの賞の「優秀バイラオーラ」「優秀スペクタクル」「優秀振り付け」などの部門で受賞してきました。まさにアンダルシアの第一人者の一人です。

彼女の受賞した賞のほとんどは劇場を埋め尽くす多くの観衆への忠誠、奉仕、スペクタクルなど全てに対するものであって、そんなジプシーバイラオーラが一時的にステージから降りるというのはファンにとってしばし残念なことです。若き Baras は母としての日々をす過ごすため休息をとる選択をしました。一つ一つのパフォーマンスでその驚愕なまでのエネルギーを消耗する彼女に医師たちは休息をとり母としての時間を過ごすことをすすめました。

Sara Baras は ‘Esencia’ のステージから別れを告げようとしています。この作品はキャリアの中でも最も輝かしい瞬間の一つであり、人々の記憶にやきついて忘れることのできないアンソロジーです。約12年前にこのバイラオーラは自身の団体を結成し、その時以来、9つの作品で世界中をツアーしてきました。自身の全てをフラメンコのバイレの中に入れ込みました。

 ‘Esencia’ ではわたしたちははっきりとした演出、 Juana la Loca やMariana Pineda、Carmen の心動かすパフォーマンスを楽しむことができます。Baras は作品に自身ならではの存在感、上記の女性アーティストらの存在感を見事に作品の中で演出しました。


Retrato de Sara Baras
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自身の誕生日に合わせて4月25日、Sara Baras は当面は最後となる上演を故郷であるカディスでおこないます。ここで彼女の “パッション” はひとまず見納めとなります。
Sara Baras はたとえ不確実なことがあっても、常に情熱に向かい進んでいきます。おそらく彼女の人生はバイレなしでは考えられないものでしょう。将来的にアーティストとしてより豊かになって戻ってきてくれることを期待しています、
Sara Baras はカディスのサン・フェルナンドに1971年に生まれました。その体内にはアートへの情熱が宿っていました。彼女の母 Concha Baras もまたバイラオーラでした。そのため彼女の母のアカデミーでフラメンコを始めることになります。子供として Tertulia Flamenca のグループに入りました。ここでの活動を通してアンダルシアのフラメンコフェスティバルを巡っていきました。そして18才の時に Manuel Morao のグループに参加しスペイン全国や欧州各国の首都をめぐりました。さらには ニューヨーク へのツアーも達成しました。同時期にはTVEの ‘Gente Joven’ 賞を受賞しました。

この頃から彼女のキャリアはとまることなく急上昇し、Enrique Morente や Antonio Canales など、フラメンコのカンテやバイレの第一人者たちとコラボレートしました。1997年には自身のグループを結成して間第37回のフェスティバル Cante de las Minas に登場しました。


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